1型糖尿病の治療方法

日本人に多い2型糖尿病の場合には、病気の初期症状もあまりなく、ゆるやかに発症するのに対して、1型糖尿病の場合には、急激に発症します。また、2型糖尿病の場合には、病気の進行がゆっくりなのに対して、1型糖尿病の場合には、病状の進行がとても速いという違いがあります。

2型糖尿病の場合には合併症が怖いと言われていますが、それほど緊急性を感じない人が多く、深刻な状態になってからはじめて治療を始める人も多いようです。しかし1型糖尿病の場合には、そのようにゆっくりと対応していたのでは、生命にも関わってきます。

特に子供や若年層の1型糖尿病の場合には、発症も急激で、数ヶ月以内にはインスリン治療が必要となってきます。1型糖尿病の治療方法についてここではご紹介します。


1型糖尿病の治療の基本

1型糖尿病の治療では、2型糖尿病の治療のような、食事療法や運動療法は、ほとんど効果が期待出来ません。食事療法も食事制限を行うのではなくて、年齢や性別に合わせた必要な栄養素を摂ることが基本になります。

また、1型糖尿病の治療では、インスリン療法が中心となります。食事や運動などの生活習慣が関係しているのではなくて、膵臓のβ細胞が破壊されてインスリンが分泌されなくなることが1型糖尿病の原因ですから、治療の基本はインスリンを正しく補充することになるのです。

生活に合わせたインスリン治療が必要

1型糖尿病患者は、自分自身でインスリンが分泌できなくなるので、インスリン注射が不可欠になります。健常者のインスリン分泌には、基礎分泌と追加分泌に分けることができるのですが、肝臓などから常に出ているブドウ糖で血糖が上昇してしまわないようにするのが基礎分泌で、食事などでの血糖の上昇を抑えるために分泌されるのが追加分泌です。

ですから1型糖尿病患者の治療では、基礎分泌と追加分泌をうまく補充することが大切になります。自分の食事の回数に合わせて毎日決まった時間にインスリン注射をする方法もありますし、より生活に合わせてインスリン補充をコントロールする方法もあります。

ただインスリン注射のコントロールが正しくできるようになるためには、さまざまな生活の場面で血糖がどのように変化するのかなどの経験が必要になってきます。




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