1型糖尿病には2型糖尿病の治療が通用しない!?

糖尿病と聞いて一番に思い浮かぶのが、食べ過ぎなどの不摂生、ストレス飲酒など、あまり良くないイメージがあるものです。生活習慣病の一つである糖尿病は確かにこのような生活習慣の質の悪さが原因で発症する病気です。

しかし糖尿病にはこれらの生活習慣が全く関係ないタイプがあるのをご存知でしょうか。糖尿病には1型糖尿病と2型糖尿病という2つのタイプがあるのです。

肥満、ストレスなどが原因とされる一般的な糖尿病のタイプが2型糖尿病で、それとは全く無関係の自己免疫による1型糖尿病があります。1型糖尿病には2型糖尿病の治療は適用しないのでしょうか。


1型糖尿病には2型糖尿病の治療ではダメ!?

血糖値を抑える働きがあるホルモンがインスリンですが、インスリンは膵臓のβ細胞で産生され分泌されています。しかし膵臓のβ細胞が免疫系の異常などによって攻撃され破壊されてしまいインスリンが全く分泌されなくなるのが1型糖尿病です。

同じように1型も2型もどちらもインスリンが不足することによって血糖値が上昇してしまい、体に不調をきたす病気なのですが、1型糖尿病と2型糖尿病とは発症する原因が全く違うのです。

食べ過ぎによる肥満、運動不足などの生活習慣が発症の原因となる2型糖尿病であれば、その治療方法として食事制限や運動療法が行われるのは当然のことと言えるでしょう。

しかし1型糖尿病の治療に食事制限や運動療法を行ったとしても、効果がないのは明らかなことでしょう。しかし残念なことですが、日本には1型糖尿病の治療に対しての知識がまだまだ不十分な医師も多く、2型糖尿病の治療がそのまま採用されることもしばしば見られるようです。1型糖尿病治療で中心となるのはインスリンによる治療です。

1型糖尿病の治療方法

1型糖尿病の治療方法はインスリンを補充することです。血糖値を測定してからその値を参考にしながら、注射やポンプで補充していくのが一般的な治療方法になります。

インスリン注射はあくまでも不足しているインスリンを補充するための治療ですから、これを続けることによって1型糖尿病が完治するわけではありません。しかしインスリン注射で血糖値を適切にコントロールしていくことによって、発症する前と同じような社会生活を送ることが可能です。




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