ネフローゼ症候群になると体の機能の維持に支障を来す!?

糖尿病の合併症の1つにネフローゼ症候群というものがあります。糖尿病は合併症の総合商社と言っても良いほど、多くの疾患を引き起こしてしまうものです。しかし、ネフローゼ症候群とは耳慣れない言葉になるはずですので、ここで詳しく解説していきます。

ネフローゼ症候群になると身体の機能維持に支障をきたしてしまうものなの?

ネフローゼ症候群とは腎臓の機能が低下した時に起こる症状の1つです。腎機能が低下することによって、尿の中に蛋白が沢山出てしまうことから、血液中に含まれるはずの蛋白が減少してしまい、結果としてむくみが起こってしまう病気になります。


血液中の蛋白が低減した状態を低蛋白血症と呼んでいます。この低蛋白血症が起こると、血液中の水分が減ってしまい、血管の外に水分と塩分が増えてしまうのでむくみが出るという仕組みです。症状が重症化することで心臓や肺、お腹などにも水が溜まってしまい、さらなる合併症を引き起こすリスクが高まります。

ネフローゼ症候群と糖尿病の関係性を知っておこう

どうして糖尿病になるとネフローゼ症候群を起こしてしまうのかと言うと、それは3大合併症の1つである腎機能障害と関係しているからです。腎機能障害とは腎臓内にある細かい血管が詰まることで腎臓の機能を阻害する障害のことで、重症化すると人工透析を受けないと生きていけなくなります。

腎臓の中でも中心的な働きを持つ細胞を阻害してしまうのが糖尿病における合併症の特徴です。初期症状であれば微量アルブミン尿と呼ばれる状態になるのですが、症状が進行するにつれて蛋白の量が増えていき、顕性蛋白尿となると検尿でも検出されるレベルとなってきます。

この顕性蛋白尿の段階でも身体に必要な蛋白が尿の中に漏れているといった状態なのですが、さらに尿の中に漏れる量が増えてくるとネフローゼ症候群と呼ばれます。

ネフローゼ症候群になるほど蛋白が漏れると、身体の機能を維持することが難しくなり始め、さらに重症化すると腎不全を起こします。ここまでくると治療をするのも難しくなってきますので、早期発見することがとても重要になるのです。




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