糖尿病で脳への血管に障害が起こると脳卒中になる!?

糖尿病の合併症の1つに動脈硬化があります。動脈硬化とはもともと弾力性や柔軟性に富んだ血管の組織が劣化してしまうことで、硬くなってしまう症状のことです。この動脈硬化が起こってしまうと、血管そのものが脆くなってしまい、様々な障害を引き起こしてしまいます。こうした症状を血管障害というのですが、その代表的なのが脳卒中です


そもそも脳卒中っていったいどういう疾患のことを指しているの?

脳卒中とは、脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血を総称した名称のことです。つまり、脳卒中という病気はありません。脳のどこの部分で血管障害を起こしてしまったかによって違うだけで、基本的に先に挙げた3つの病気は同じものだと考えることができます。ですので、脳卒中として一括りにしていると考えてください。

脳に起きる血管障害は大きく分けて2つです。1つは動脈硬化を起こしたことによって血管内が詰まりやすくなってしまい、栄養や酸素が運ばれなくなることで脳の細胞が死んでしまうケースです。

もう1つは詰まってしまった血管が破れてしまい、脳の中で出血が起こってしまう内出血になります。脳梗塞は前者、脳内出血、くも膜下出血は後者になります。

どうして糖尿病で脳の血管に障害が起こると脳卒中になるのだろうか?

糖尿病になることで、血液の中にある糖質が異常に多くなってしまいます。このことから、血液がドロドロになってしまうと考えられており、血流が阻害されてしまいます。また、脂質を分解して糖質にするといったことも行われなくなることから、血液中に脂質が増えてしまう高脂血症も引き起こしやすくなるのです。

結果、さらに血流は阻害されてしまい、血管の中に詰まりやすくなってしまいます。これが動脈硬化を引き起こす原因となってしまい、血管障害が合併症として起こるのです。

脳卒中以外にも心臓付近の血管で血管障害を起こすことが多く、その場合は心筋梗塞や狭心症などを起こしてしまうと言って良いでしょう。つまり、糖尿病になることで血糖値の状態が異常な状態を維持するというのは大変危険なことなのです。




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