糖尿病になると合併症として脂質異常症になりやすい!?

日本の国民病の1つであると言っても良いほど、多くの人が罹患しているのが糖尿病です。もともとは高齢の人がかかるものというイメージも強かったのですが、近年では若者でも糖尿病に罹る人が増えています。

そんな糖尿病ですが、最も気をつけておきたいのが合併症です。合併症とは糖尿病であることが原因で起こる別の疾患のことであり、この合併症を起こすか起こさないかが1つの分かれ目だとも言われています。ここでは合併症の1つである脂質異常について紹介します。


そもそも脂質異常ってどういう状態のことを指しているの?

脂質異常とは端的に書くと血液中に脂質が増えた状態のことです。特にコレステロールと中性脂肪が増えている時のことを指しており、脂質異常になったからといって何かしら自覚症状が出る訳でもありません。

血液中に脂質が増えるだけなので痛みなどを発することもなく、非常に自覚症状に乏しい症状です。これは糖尿病にも同じことが言えるのですが、自覚症状がないからと言って甘く見ることができないものでもあります。

脂質異常が起こることで注意したいのが動脈硬化です。もともと糖尿病そのものが動脈硬化を引き起こしやすいことも考えると、脂質異常を起こすことでさらにリスクが高まると考えて良いでしょう。

脂質異常で起こる動脈硬化はどれだけ危険な疾患なの?

脂質異常が起こると血中の脂質が増えるのは書きました。その結果、起こるのが血液の粘度が上昇するということです。いわゆる血液がドロドロになったものだと言い換えても良いでしょう。血液がドロドロになることで心臓はこれまで以上に強く拍動しなくてはいけなくなります。これは高血圧を招く原因です。そして、血液が流れにくくなると、血管の中で詰まりやすくもなります。

結果、血管障害と呼ばれる症状を引き起こしてしまうのです。血管障害の中でも代表的なのが狭心症や心筋梗塞といった心臓の病気、脳梗塞、脳内出血などの脳の病気で、いずれも命を失うリスクが高いものだと言えます。

勿論、脂質異常と糖尿病を起こしたからと言ってすぐに血管障害が出る訳ではありません。しかし、血糖値のコントロールを行っていないと起こる可能性が高まりますので、日頃のケアというのが重要なのです。




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