糖尿病になると血管関係の合併症を引き起こす!?

糖尿病を発症し、高血糖の状態が長く続くようになってくると、血管には大きな負担がかかるようになると言われています。

体の中の細かな血管の血流が悪くなることで、細かな血管が集中している部分に合併症が起きることがあり、これを細小血管障害と呼んでいます。また、太い血管に起きた合併症は大血管障害と呼ばれていますが、多くの場合、大血管障害は動脈硬化と関係しています。


糖尿病が血管に与える影響について

糖尿病が引き起こす合併症として脳梗塞や心筋梗塞、狭心症などが挙げられるのは、動脈硬化を起こす大血管障害が起きることがあるためです。血管に起きる合併症は、一般的には慢性的なものとされていて、インスリンが急激に不足することで起きる急性合併症とは区別して考えられています。

血管に起きる糖尿病の合併症とは?

具体的に糖尿病によってどのような血管の合併症が起きるのかを調べて、しっかりと把握しておくことは合併症のリスクを減らすためにも大切なことです。細小血管障害を起こした場合には、目や腎臓、神経系での合併症が起きやすくなり、失明の原因ともなる糖尿病網膜症や、人工透析を必要とすることもある糖尿病腎症を発症することがあります。

また、血液の流れが悪くなることで神経に血液が行き届かなくなり、糖尿病神経障害という自律神経の乱れに関係する合併症も引き起こされることがあります。

糖尿病神経障害は、発汗や立ちくらみ、便秘や下痢など様々な症状を引き起こすと言われています。大血管障害を合併症として起こした場合には、動脈硬化が進行してしまい、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となることが考えられています。

そのほかにも足の太い血管に糖脈硬化が起きる閉塞性動脈硬化症という合併症を起こすことがあり、この場合には歩行困難や潰瘍、壊疽などが引き起こされ、最悪のケースでは足を切断しなければならなくなります。

閉塞性動脈硬化症は珍しい合併症というわけではなく、糖尿病の患者の10%から15%の人が発症すると言われているものです。




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