インスリン抵抗性があると食後の血糖値が上昇する!?

糖尿病になる原因の1つにインスリン抵抗性が高いことがあります。インスリン感受性が低いなどとも言うのですが、そもそもインスリン抵抗性とはなんなのでしょう。

インスリン抵抗性とは?

私達は食事をすることで糖を摂取しています。糖は血液によって全身に運ばれ主に筋肉にエネルギーとして使われています。運動前によく食べると良いと言われるのは糖を十分に摂取してエネルギーを補給するためです。

この糖を全身に運ぶ役割を果たしているのは血液ですが、同時にインスリンが作用することで効率よく筋肉に糖を摂り入れることができるようになります。


つまりインスリンは全身にエネルギーを補給するための源だと言えるでしょう。こうして食事の後は血糖値が一時的に上昇しますがインスリンによって体に取り込まれ、余分な糖以外はしっかり処理することが可能になっています。しかしインスリン抵抗性が高くなることである問題が発生します。

インスリン抵抗性が高いとインスリンが作用しなくなる

インスリンの作用に抵抗する力がインスリン抵抗性で、インスリン抵抗性が高くなるとインスリンが思うように作用しなくなります。

糖がエネルギーとして消費されなくなってしまいますので血糖値が高いままの状態になり、これがいわゆる糖尿病の状態です。健康な人は摂取した糖の7割ほどをエネルギーとして使えるのですが、糖尿病患者の場合はその半分である3割から4割ほどしかエネルギーにできません。

残りはそのまま余りとなり、これが高血糖の原因になります。そのため他の人と同じような食生活をしていても自分だけが高血糖の状態になってしまったりするのです。

そこで運動や食事の改善、さらにはインスリン治療をするなどして意図的に血糖値を下げてあげる必要が出てきます。特に肥満の方に糖尿病が多いのは肥満が原因でインスリン抵抗性が高くなりやすいからです。糖尿病を予防、改善するためにインスリン抵抗性が重要な意味を持つと言えるでしょう。




  にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ