健康診断で異常がなくても糖尿病の危険性がある!?

健康診断は、生活習慣病を予防するために行われるものです。身体測定や尿検査、血液検査などが行われますので、これらの数値を元にして身体に潜む病気を早期に発見することに役立ちます。

しかし健康診断での数値に異常がないからといって安心も出来ません。健康診断の検査項目はそれほど多くないですから、発見出来ない病気もあります。糖尿病でも血糖値や尿糖に異常がないからといって全く安心できないのです。


健康診断で異常がなくても安心出来ない糖尿病!

健康診断で異常がなくても、糖尿病の危険性が全くないとは言えません。健康診断で行われている検査で、糖尿病かどうかが判断できるのは、尿検査の尿糖や血液検査の血糖値やHbA1cです。尿糖も陰性で、空腹時血糖も正常、さらに過去1~2ヶ月間の血糖状態を測定するHbA1cも正常だったとしても安心は出来ないのです。

空腹時血糖の基準値は70~110mg/dl未満ですが、これが100mg/dlを超えている人や、HbA1cの基準値、4.6~6.2%内でも5.5%を超えている人の場合、ブドウ糖負荷試験2時間値が200mg/dL以上の糖尿病型だったり、または140mg/dL以上の境界型である人がとても多いという事実があります。空腹時血糖やHbA1cが基準値に入っていても、高めの人は注意が必要なのです。

食後だけでの高血糖にも要注意!

どうして健康診断だけの検査では糖尿病の危険性が残ってしまうのでしょうか。それは食後のみの血糖値が高い食後高血糖という状態があるからです。

健康な人であれば食後にはインスリンの追加分泌が速やかに行われるので、血糖値もすぐに低下しますが、体質的にインスリン分泌が遅い人や過食や運動不足によるインスリン抵抗性の状態にある人は、身体の反応が追いつかず、食後高血糖になってしまうのです。

健康診断で尿糖が陽性だったり、血糖値やHbA1cの数値が高めだった人はブドウ糖負荷試験を行うのがお勧めです。糖尿病はできるだけ早期発見をして早期に適切な治療を行っていくことが大切です。健康診断での細かい数値までしっかりとチェックしてみましょう。




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