健康診断でわかる糖尿病

健康診断では質問事項を記入したり、身体測定や診察、さらに尿検査や血液検査、血圧測定などが行われます。これらの検査を行うことで、色々な病気の疑いがある人を早期に見つけることが出来ます。糖尿病も定期的に健康診断を行うことで、身体がどのような状態であるのかを知ることが出来ます。

糖尿病は初期段階で見つけるのが非常に難しい病気で、少しずつ知らない間に進行してしまうことがよくあります。糖尿病が進行すれば、回復がとても難しいとされる合併症を発症する可能性も高くなります。糖尿病が不安な方は、健康診断を定期的に行い、数値をきちんとチェックするようにしましょう。


健康診断で分かる糖尿病の状態

健康診断を受けることで、糖尿病の状態が分かります。血液検査の空腹時血糖値やHbA1c、尿検査の尿糖などが糖尿病を新たに見つけたり、糖尿病の状態を知るのに参考になります。

過去1~2ヶ月の血糖状態を知ることができるHbA1cは、健康診断や病院などで受ける検査、また日本糖尿病学会での基準値がそれぞれ異なった数値になっています。それぞれに検査する目的が違うので、基準値にも違いが見られるようなのです。

糖尿病診断で用いられるHbA1c(グリコヘモグロビン)の数値について

HbA1cの基準値は、健康診断では5.5%、病院などでの検査では6.2%、日本糖尿病学会の診断基準では6.5%という数値になっています。

健康診断では生活習慣病の予防が主な目的とされていますので、HbA1cの数値も予防の観点からの基準値が設定されています。ですから5.6%を超えている方は、食事や運動、飲酒などの生活習慣病の見直しが必要になります。

病院での検査では4.6%~6.2%が基準値とされていますが、この数値よりも高くても正常な場合もあります。また日本糖尿病学会では、HbA1cだけの数値では糖尿病とは診断出来ず、血糖値を測定して高血糖であるかどうかを確かめる必要があるとされています。

HbA1cだけでも血糖値だけでも、尿糖だけの数値でも糖尿病かどうかの診断は出来ません。また基準値も誰にも当てはまるものではありません。しかしこれらの基準値を目安として、できるだけ速やかに毎日の食事や運動などの生活習慣を改めていくことが大切です。




  にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ