健康診断結果で糖尿病以外の合併症がわかる項目

健康診断結果を見れば糖尿病になっているかどうか、あるいは将来的に糖尿病にかかるリスクがどのくらいあるのかが分かります。糖尿病の状態が分かる項目としては糖代謝のデータである尿糖や空腹時血糖、HbA1cなどがあります。

糖尿病はこのような健康診断で早めに分かることがとても大切で、そのまま放置しておくと、命の危険まで出てくる合併症を発症する危険性も高くなります。健康診断では、この糖尿病以外の合併症がわかる項目もあるので、併せてチェックするようにしましょう。


健康診断結果で合併症も分かる項目

糖尿病の合併症には3大合併症と言われているものがあり、糖尿病患者の多くが発症してしまう病気があります。その中の一つが腎臓の病気である腎症です。

この腎症の可能性があるかどうかは健康診断結果の次の項目である程度、知ることが出来ます。まずは尿たんぱくです。これは尿中に排泄されているたんぱく質の量のことで、陽性と出た場合には腎臓が弱っている証拠ですので注意が必要です。

糖尿病や高血圧、妊娠中毒症などでも、尿たんぱくが増えてしまい陽性になります。そしてクレアチニンもチェックしましょう。これは筋肉にあるクレアチンという物質から生成されるもので、尿と一緒に排泄されます。腎機能の低下によって、このクレアチニンは増加していき、10mg/dl 以上になれば、透析治療が必要になります。基準値を上回っている場合には、糖尿病の疑いもありますから、早めに受診しましょう。

糖尿病で怖い合併症

糖尿病の3大合併症は、腎症以外に、網膜症と神経障害があります。糖尿病で本当に怖いのはこれらの合併症です。

血液中の高い濃度のブドウ糖が全身に回っていきますから、身体のどの部分、といった用に限定された部位ではなくて、あらゆる血管や細胞、神経にダメージをもたらしていくのが糖尿病なのです。腎症は、腎臓の尿を作るという機能が衰える病気で、老廃物が排泄出来なくなる病気です。

網膜症は、視力が悪くなり最悪のケースでは失明する可能性もある病気です。神経障害では、まず手足のしびれや痛みなどが起こり、さらに進行すれば壊疽という足が腐ってしまうこともある怖い病気です。

糖尿病はこの3大合併症以外にも、死に直結する心筋梗塞や脳梗塞などの危険性も高くなり、他にも歯周病や水虫、肺炎など、あらゆる病気にかかりやすくなります。健康診断を定期的に受けることは、これらの怖い合併症を未然に防止できる機会になるでしょう。




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