健康診断で尿の中に糖が見つかると糖尿病!?

健康診断では血液検査尿検査、レントゲン検査など色々な項目がありますが、糖尿病が気になる方は、尿検査で糖が出ていることが見つかれば、かなりショックを受けるでしょう。

しかし尿の中に糖が出ていると診断されても、すぐにそれが糖尿病であるということではありません。実は健康な人でも尿糖が出ることがあります。糖尿病は血糖値が問題で、つまり血液中の糖の濃度の方が問題になるのです。


健康診断で尿の中に糖が見つかると糖尿病なの!?

糖尿病という名前から、どうしても尿の中の糖が増えてしまう病気であると思ってしまう人も多いようですが、糖尿病は、尿から糖が排出される病気ではありません。

糖尿病は何らかの原因で、血糖値を抑制する働きがあるインスリンの分泌量が減少するか、インスリンの働きが悪くなることで、血糖値が上昇してしまう病気です。ですから糖尿病になると血液中の糖の量が健常者よりも急激に増加してしまいます。

糖尿病が気になる方は、健康診断で行われる血液検査の中の空腹時血糖値や、ヘモグロビンA1cの割合をチェックしましょう。また糖尿病と診断されるための基準の中で、尿の中の糖が問題になることはありません。しかし血糖値が高いと尿糖が出ることは事実です。血糖値が高いことが原因で尿糖が出ることは問題ですが、それ以外の原因で尿糖が出ることもあるのです。

健康診断で重視したいのは血液検査!

尿の中に糖が出るかどうかは腎臓機能の問題なので、血糖値が正常でも尿糖が出ることがあります。また甘いものをたくさん食べれば誰でも血糖値が急激に上がるので尿糖が出ることもあります。血糖値が原因で尿糖が出る、ということは、健康な人でもありえることで、問題になるのは血糖値が高い状態が続くことです。

尿検査は言ってみれば大きくふるいにかける検査です。もちろん尿検査で異常があれば再検査を受ける必要がありますが、それだけで判断するのは早急です。より重視したいのは血液検査です。糖尿病が気になる方は、尿糖よりも空腹時血糖値とヘモグロビンA1cの数値がより重要です。




  にほんブログ村 病気ブログ 2型糖尿病へ