神経学的検査で糖尿病の状態を知ろう!

糖尿病の治療のために必要となる検査には、血糖値や尿検査などがあります。空腹時や食後に測定する血糖値や、尿糖や尿たんぱくを調べることで、糖尿病の状態を知ることが出来ます。

また糖尿病で怖い合併症の有無を調べるための検査も同時に行っていくことが大切です。高血糖が長い期間続いていると、血管に大きなダメージとなり合併症を起こすことになります。

糖尿病の合併症予防で行われているものに、神経学的検査というものがあります。神経学的検査とはどんなものなのか、この検査でどのような合併症を予防できるのかをご紹介しましょう。


糖尿病の状態を知る事ができる神経学的検査とは!?

糖尿病の状態を知ることができる検査の一つに神経学的検査があります。神経学的検査によって、糖尿病の合併症の一つである糖尿病神経障害の有無を調べることが出来ます。どの程度糖尿病が進行しているのかを知ることができる検査です。

この神経学的検査には、膝関節の全面にあるひざの皿を叩いて下肢が上がる反射の膝蓋腱(しつがいけん)反射や、アキレス腱を軽く叩くと足が底屈する反射のアキレス腱反射の有無の検査になります。他にも、温痛覚・触覚・振動覚のチェックなどが、神経学的検査になります。

神経学的検査で発見できる糖尿病神経障害について

ではどうしてこのような神経学的検査によって、糖尿病神経障害の有無を調べることができるのでしょうか。

糖尿病によって高血糖が長く続くと、手足などの抹消にある比較的細い神経線維からなる末梢神経障害と、さらには心臓や血圧、胃腸などの臓器の働きをコントロールしている自律神経の障害が起こるようになります。神経学的検査を行うことによって、このような末梢神経障害と、自律神経障害が起こっていないかを調べることが出来ます。

高血糖の状態が続くことによって、神経が徐々にむくむようになったり、また神経に栄養を届けるための血管がつまってしまい、末梢神経や自律神経が部分的に死滅してしまうことが、糖尿病神経障害の原因であるとされています。

神経学的検査を行うことで、糖尿病の状態も同時に知ることが出来ます。血糖コントロールを良好に保つことで、重症でない神経障害であれば改善することが出来ます。




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