糖質不足が原因でケトン体が増える!?

糖尿病の診断をする際、ケトン体も重要な見極めポイントになりますが、ケトン体というのは体内で脂肪を分解した時にできる物質の事です。これは糖尿病の人に限らず健康な人の体内でも起こる反応ですが、糖尿病の人はインスリンが不足した状態なので、本来排出されるはずがうまく排出できず体の中で増えてしまいます。


ケトン体が増える仕組み

ケトン体が増えてしまうのはインスリンの分泌が正常に行われていないからです。インスリンが正常に分泌されていれば、ケトン体が生成されても、老廃物として排出できるので特に問題は起こりません。

糖尿病の人はケトン体が排出できず体の中や血液中にも広がるので、血液が酸性になりケトアシドーシスの状態となります。こうなってしまうと意識を失ったり昏睡状態となったりするので、時には命に関わる事もあります。

糖尿病以外の原因について

ケトン体が増えてしまうのは糖尿病だけとは限りません。糖尿病の人は脂肪を増やさないようにする事も大切なので、糖質や炭水化物を制限します。しかし体を維持していくためには、糖質や炭水化物も欠かせないので、全く取り入れないのも問題です。糖尿病以外にもダイエットのために糖質制限をする事がありますが、この糖質制限が原因でケトン体を増やしてしまう事があります。

人は食事から摂る糖質をエネルギーに変え原動力にしていますが、糖質を制限してしまうとこれを補うために、脂肪を分解してエネルギー源にしようとします。これは元々体に備わっている機能なので、ある意味自然な事ですが、糖質病の人が糖質制限のやり方を間違えると、かえって症状を悪化させる事もあるので注意してください。

糖質病の治療と改善にはダイエットも欠かせませんが、糖質制限というのにも正しい方法があるので、思い込みや勘違いで実践せず、必ず正しい方法を知り理解してから実践する事が大切です。妊娠中は妊娠糖尿病になりやすい傾向があり、産後ダイエットのやり方を間違えると糖尿病のリスクを高めるので注意が必要です。




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