ケトン体が原因で起こる病気

ケトン体は体の中で脂肪を分解する時に生成される物質ですが、健康上何の問題もない人ならケトン体が生成されても排出されるので特に影響はありません。

ところが糖尿病の人はインスリンが正常に分泌されない状態なので、体の中にケトン体が増えてしまいます。増えたケトン体は血液や体液の中にも広がり、酸性に変えてしまいます。


ケトン体が引き起こす症状

ケトンは遊離脂肪酸の一種ですが、健康な人は特に影響を受けません、しかし糖尿病の人はインスリンが不足しており血糖値をコントロールできないので、ケトン体が増える事により様々な影響を受けます。脱水状態、発熱や下痢などもケトン体が原因で起こる事がある症状です。糖尿病の場合、ケトン体が増えて血液中にも広がると血液が酸性になります。

本来血液はアルカリ性ですから、この影響でケトアシドーシスを起こし意識を失い昏睡状態となる事があります。ケトン体にもいくつか種類がありますが、その中にアセトンも含まれます。糖尿病の人は口臭がアセトン臭になると言われていますが、これも、ケトン体の一種であるアセトンが発生しているからです。

糖尿病は自覚症状がないのも厄介だと言われる理由ですが、もしも体調不良が続き口からアセトン臭がしたら、糖尿病になっている可能性が高いので早めに検査を受ける事をおすすめします。

ケトン体が原因で起こる病気について

ケトン体が原因で起こる病気は糖尿病以外にもいくつかあります。高血圧の原因にもなるクッシング症候群、甲状腺機能亢進症はバセドウ病とも呼ばれています。脾臓に腫瘍ができるグルカゴノーマ、また免疫力が低下するので感染症を起こしやすくなります。

ケトン体はインスリンが不足していると検査をした時に陽性反応が出ますので、糖尿病の可能性も高くなります。しかしこれ以外にも重篤な症状を引き起こす病気の可能性もあるので、何か異常を感じたら放置せず早めに検査を受け原因をはっきりさせておく事も大切です。




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