尿中ケトン体で分かる体の病気

尿検査の時にはいくつかの項目がありますが、その中にケトン体というのがあります。ケトン体というのは体内で脂肪が分解される時に発生する物質です。これは誰にでも起こる事ですし、ケトン体は発生しても役目を終えたら老廃物として体外に排出されます。


尿中ケトン体で分かる体の病気

ケトン体が多く発生しており、尿検査でケトン体が陽性になった場合は次のような病気の可能性があります。糖尿病、脱水状態、感染症などですが、これは妊娠や無茶なダイエットをした時にも起こる事があります。妊娠初期のつわりにも個人差はありますが、多くの人が食べ物を受け付けなくなります。

食べられる時に口にできる物を食べていればいいと言われていますが、普段通りの食事ができなくなるので栄養不足になってしまいます。この場合はつわりと原因もはっきりしていますので、つわりが治まってから食事に注意すれば解消できます。

無茶なダイエットでも栄養不足になるので、ケトン体が増えますが、これは体のエネルギー源を体脂肪で賄おうとしているからです。体脂肪が減るのは良い事のように思えますが、栄養不足の状態ではあまり良いとは言えません。ダイエットにも必要になる栄養素があるという事を理解しておきましょう。

糖尿病によるの尿ケトン体の場合

糖尿病でも尿ケトン体が陽性になります。この場合はインスリンとも関係しています。糖尿病になるとインスリンの分泌が減るので、糖分を摂取していてもそれをエネルギー源にできなくなります。この場合も体脂肪を分解して代用しますが、インスリンが不足しているので、ケトン体が排出できなくなってしまいます。

これが血液中に流れ出すと、血液を酸性にしてしまい、ケトアシドーシスを引き起こします。糖尿病の場合はケトン体の一種である、アセトンが発生しこれが尿にも混ざります。さらにアセトンは揮発性が高いのでアセトン臭が放出されるため、体臭や口臭が独特のアセトン臭になります。




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