糖尿病が原因で血糖値が上がると昏睡状態に陥る!?

私たちの身近な病気である糖尿病は、病気それ自体よりも、糖尿病が原因で引き起こされる症状が怖いのです。糖尿病患者の中には、昏睡状態に陥ってしまうことがあるのですが、これはいったいどのような原因があるのでしょうか。身近に糖尿病患者がいる方や、または糖尿病の疑いがある方、そしてご本人も事前に知っておいてくださいね。


糖尿病患者が昏睡状態になる原因は2つ

糖尿病患者が昏睡状態になってしまう原因は、一つではありません。血糖値が急激に上がること、逆に血糖値が急激に下がること、この真反対の2つの原因によって、昏睡状態に陥ることがあります。一つ目の血糖値が急激に上がってしまう場合の昏睡状態のことを、「糖尿病性昏睡」と一般的に呼んでいます。

中には、いきなり昏睡状態に陥ってしまい、救急病院に運ばれて、そこではじめて自分が糖尿病であったことを知る人もいるようです。そのくらい糖尿病には初期症状が自覚しづらい病気です。

二つ目の原因は、糖尿病患者が常用している薬などの影響によって、急激に血糖値が下がった場合に昏睡状態に陥ることがあります。これは、「低血糖性昏睡」と一般的に呼ばれています。

糖尿病患者が昏睡状態になったときの対策

糖尿病患者が昏睡状態になったときには、いずれの原因であっても、スムーズに適切な処理を受けることが重要です。救急車を呼んだり、自動車で病院に運ぶなどして、まずは医師に診てもらうことが大切です。糖尿病性昏睡の場合には、さらに2つのタイプがあり、糖尿病が原因でブドウ糖が細胞の中に浸透しにくくなり、代謝が難しくなった場合に起こります。

この場合には、吐き気・嘔吐などの症状が先に現れてきて、このような症状が続くうちに昏睡状態に陥ります。吐き気や嘔吐が現れるときには要注意です。

もう一つのタイプは、高浸透高血圧症候群とも呼ばれている症状で、急激に血糖値が上昇することと、さらに糖尿病特有の症状である多尿が原因となります。

多尿により体の水分が極端に減少して、脳神経細胞が脱水状態となってしまうのです。これによって昏睡状態となってしまいます。高齢の糖尿病患者に多く見られる症状で、これらの糖尿病性昏睡の死亡率は30%以下とされています。




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