糖尿病と痛風の症状は同じ!?

日本では近年、痛風にかかる人口が急激に増加しています。戦前までの日本では、痛風はとても珍しい病気だったのですが、戦後からの日本の食生活の変化、つまり食事の欧米化や飽食によって痛風の患者数が劇的に増えているのです。

贅沢病とも言われる痛風ですが、これは糖尿病も同じで、どちらも食生活などの生活習慣が大きく関わっている病気です。痛風と糖尿病の症状とその共通点などについて詳しくご紹介します。


痛風ってどんな病気なの?

痛風とは、「風が吹いただけでも痛い」ということから付けられたほど、とても痛みを伴う病気です。この痛風は、尿酸が体内に蓄積されて、これが結晶になることで激しい関節炎を引き起こす病気なのです。

日本では明治以前までなかったと言われる病気なのですが、食の欧米化による動物性たんぱく質や動物性脂質の過度の摂取によって、痛風患者の数が激増したと言われています。

痛風の主な症状としては、足の親指が突如痛み出し、締め付けられるような痛みで足を動かせなくなるほどの痛風発作があります。赤く腫れあがり激痛を伴う痛風発作は、そのまま放置しておけば3日くらいは激痛が続きますが、そのあと徐々に回復して、2週間以内には、痛みがウソのようにひいていくのが特徴です。

放置していても痛みが回復するので、放置しがちになるのですが、痛風発作の間隔が徐々に短くなっていき、さらに足の親指だけでなく、関節にまで腫れが広がっていきます。そして関節の症状が今度は腎臓にまで拡大して、腎臓の機能が弱まり、尿毒症を発症します。

糖尿病と痛風の症状の共通点

痛風が血液中の尿酸濃度「尿酸値」が高いのに対して、糖尿病はブドウ糖濃度「血糖値」高い状態が続くことで起こる病気です。

この2つの症状としては、痛風が激痛を伴うのに対して、糖尿病は激しい痛みはないものの、喉が乾いたり疲労感、痩せてくる、などの違いがありますが、どちらも飽食が原因という贅沢病という点で共通点があります。

またこのどちらの病気も合併症が怖い病気で、痛風の場合には、腎臓障害や動脈硬化のリスクがあり、糖尿病の場合でも同じく動脈硬化、心筋梗塞などのリスクがあります。また、尿酸値が上がる生活、さらに血糖値が上がる生活というのは共通点があります。

高脂肪、高タンパク質、高カロリーの食事やアルコールの飲み過ぎ、肥満や過度のストレスなどです。このような生活を改めることは、痛風と糖尿病のどちらの病気の予防と改善につながるのです。




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