糖尿病は遺伝?環境?

糖尿病とは血糖値が高くなる病気です。そのため健康診断などで血糖値を知ることは重要です。血糖値とはからだを動かすエネルギーの源となるブドウ糖が血液中にどのくらいあるかを示す数値です。

糖尿病になるとインスリンというホルモンが足りなくなったり、うまく作用しなくなることによって、ブドウ糖がからだの細胞に正常に運ばれなくなって血液の中に溢れてしまいます。

そのため血糖値が上がってしまいます。ブドウ糖がうまく運ばれないことで細胞が吸収できず、筋肉や内臓にエネルギーが行き渡らなくなり、全身のエネルギーが不足してしまいます。


原因その1・遺伝因子

糖尿病になる原因として考えられるものの1つとして遺伝があります。これは親が糖尿病であると子もなりやすいというもので、実際にその原因と考えられる遺伝子も見つかっています。

しかし、多くの場合は親子関係では生活環境が似ているため、環境による影響も大きく関与していることは否めませんが、環境面で克服できることも多いということです。

原因その2・環境因子

遺伝と同様に、原因として大きく関与しているのが日々の生活習慣です。それは過食、肥満運動不足です。基本的に肥満はそのほとんどが過食と運動不足が原因ですから、肥満は糖尿病の大きな原因となることがいえます。私たちのからだは食事や間食などで糖質の多い食事をすることによって血糖値が上がります。

しかし血糖値が上昇しはじめると、膵臓からインスリンの分泌が活発になり血糖値の上昇を抑える働きをします。この膵臓の働きは年齢とともに段々と老化していきますので、若い頃と変わらない食生活をしていると、膵臓ではそれに見合ったインスリンが分泌できなくなります。多くが中年で発病するのはこのためです。

糖尿病の分類

糖尿病は1型糖尿病と2型糖尿病の2つに分類されます。

一般的にポピュラーなものが2型で、肥満などが大きく関与するもので、我が国の95%以上がこのタイプです。初期の段階では食事療法や運動療法、内服薬などで血糖コントロールが可能ですが、生活習慣などを改善しないでいると徐々にインスリンの分泌は減少していきます。

一方、1型は膵臓のインスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリン量が絶対的に足りなくなって起こります。まったく又はほとんどインスリンが分泌されないのでインスリン注射が必要です。このタイプは子どものうちに始まることが多く、原因はウイルス説や自己免疫説などがありますが、はっきり分かっていないのが現状です。

その他にも妊娠や遺伝子の異常、肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などが原因となる場合もありますが、やはり断然多いのが肥満や肥満を引き起こす生活習慣です。遺伝因子も否めませんが、それさえも生活習慣に気をつけることで回避できる場合も多くあります。




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