スルホニル尿素薬でインスリンの分泌を推進させよう!

2型糖尿病治療で最も多く使用されているのがスルホニル尿素薬です。インスリン分泌が弱まることや、インスリンの作用が悪いことが原因で起こるのが2型糖尿病ですが、このスルホニル尿素薬が使用されるのは前者のインスリン分泌の弱まりに対して効果がある薬です。スルホニル尿素薬を正しく使ってインスリン分泌を推進させ、血糖コントロールを行っていきましょう。


スルホニル尿素薬にはどんな働きがあるの!?

スルホニル尿素薬には、インスリン分泌を推進させる働きがあります。インスリンを合成しているのはすい臓にあるβ細胞ですが、スルホニル尿素薬はこのβ細胞に直にアプローチしてインスリン分泌を刺激し促進させる働きがあります。

空腹時の血糖値を正常に保つための基礎分泌と、食後の血糖の急上昇を抑制するための追加分泌という2つのインスリン分泌があるのですが、スルホニル尿素は、この2つのインスリン分泌を増加させる働きがあり、常に血糖値を正常な状態に保つことが可能になります。

このスルホニル尿素には、作用する時間や効果の強さなどによって幾つかの種類があります。医師が患者さんの病状を見ながら最も適切な薬を選んでくれるので、その指示に従って飲むことが大切です。

スルホニル尿素薬を使用する際の注意点

正しく飲むことで血糖コントロールが容易になるのがスルホニル尿素薬ですが、これは食事療法と運動療法の基本的なことがしっかりと行われていることが前提となります。

食事と運動療法がきちんとできていない場合には、肥満が進み、その結果また血糖コントロールが不良になり、経口薬の増加などにつながり悪循環となってしまうケースもあります。血糖コントロールが容易になるスルホニル尿素ですが、食事と運動療法はきちんと続けることが重要です。

食事と運動療法が並行してきちんと行われていない場合には、スルホニル尿素薬によるインスリンの過剰分泌によって、体重が増加しやすくなるので、肥満の患者さんには、スルホニル尿素の中でも作用の弱い薬が使用されることもあります。

インスリン分泌を推進させる働きのあるスルホニル尿素薬ですが、毎日の食事療法と運動療法は続けることと、医師の指示通りに飲まないと、副作用やリスクがあることも知っておきましょう。




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