スルホニル尿素薬の投与は血糖値が下がりすぎる危険がある!?

2型糖尿病の治療で行われる薬物療法には、インスリン治療経口薬の2つがあります。糖尿病の経口薬には、インスリン分泌を促す作用のあるもの、インスリンの体内での働きを改善するもの、ぶどう糖の吸収を緩やかにするもの、があります。

大きく分けてこの3種類の作用がある経口薬が糖尿病の薬物療法で用いられるのですが、どれも効果がある分、副作用としての低血糖が起こる可能性もあるので注意が必要です。


スルホニル尿素薬の投与で低血糖になる危険が!

スルホニル尿素薬は、糖尿病治療で使用されることが多い経口薬です。このスルホニル尿素薬にはすい臓を刺激してインスリン分泌を促進させる働きがあります。

このスルホニル尿素薬にしても、ぶどう糖の吸収を遅らせて食後の血糖値の上昇を抑える経口薬にしても、肝臓に作用してブドウ糖を放出するのを抑える経口薬にしても、それぞれ血糖値を下げることが目的の薬です。

メカニズムは異なるものの、血糖値を下げることが目的ですから、以前よりも薬の改良が行われたものの、低血糖が起こるリスクがあることを知っておきましょう。スルホニル尿素薬は治療効果に優れているものの、すい臓を刺激しすぎて低血糖を起こしやすかったり、体重が増加しやすい、という問題点もあります。

低血糖になったらどうしたら良い!?

糖尿病治療で薬物療法を行っている人は誰でも低血糖が起こる可能性があります。低血糖になった場合、適切に対処しなければ、意識障害や昏睡などに陥り、命にも関わってきます。飲み間違い、飲酒、入浴時、食前の低血糖時、などに低血糖になりやすいので、注意が必要です。

低血糖はエネルギーが不足していることを身体に伝えるための症状なので、すぐに適切に糖分を補給することで回復することが出来ます。放置すれば危険ですが、軽度のうちに対処すれば問題ありませんので、落ち着いて行動することが大切です。

動悸や顔面蒼白、手指の震え、動悸、発汗などが低血糖の症状です。ブドウ糖、ブドウ糖を含むジュースを摂ることで症状が改善されますが、それでも回復しない場合には、すぐに医療機関を受診しましょう。




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