食事治療が不十分だとスルホニル尿素薬を飲んでも効果がない!?

2型糖尿病の経口薬として利用されているスルホニル尿素薬は、食事療法を徹底していないと、その効果を十分に得ることが出来ません。もちろん他の種類の経口薬でも食事療法や運動療法も併せて行う必要がありますが、スルホニル尿素薬を飲む場合には、特に注意が必要です。


スルホニル尿素薬の特徴

スルホニル尿素薬が働く場所はインスリンを分泌しているすい臓のβ細胞です。スルホニル尿素薬はすい臓のβ細胞に働きかけてインスリンの分泌を促していきます。これにより肝臓や筋肉でのブドウ糖の取り込みが増加して、肝臓から血中へのブドウ糖の放出を減少させることが出来ます。

これによって血糖値を下げることができるのです。スルホニル尿素薬にもいろいろな種類があって、作用時間や働きの強さなどが異なります。これを医師が患者さんの病状に併せて処方することになるますので、医師の指示通りに服用することが大切です。

スルホニル尿素薬を正しく飲むことによって、空腹時や食後の血糖値を全体的に下げることができるのですが、血糖降下作用が強いという特徴があるので、低血糖が起こる可能性も高くなります。空腹時などの血糖値が低い時間帯に、スルホニル尿素薬が強く作用した場合などに、低血糖が起こることもあるので注意が必要になります。

食事療法が不十分だと効果がないスルホニル尿素薬

スルホニル尿素薬は、食事療法が十分に行われることが特に重要な糖尿病の経口薬です。食事療法が徹底されていない場合でも、スルホニル尿素薬の使い始めの頃には血糖コントロールも上手くいくのですが、長期に渡って服用していると過食によって肥満が進行するケースがあります。

結果的にはまた血糖コントロールが上手くできなくなり、薬を増加することにもなります。また食事療法をきちんと行っていても、スルホニル尿素薬の効果が弱まることもあります。このような場合には、他の種類の経口薬に変更したり、インスリン治療への変更も考えられることになります。




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