飲み薬での糖尿病治療と正しい飲み薬の使い方

糖尿病治療での基本は食事療法と運動療法になります。それに加えて、飲み薬やインスリン注射の治療があります。飲み薬とインスリン注射は、それぞれの患者の症状に合わせて用いられる治療方法です。

基本的な食事と運動療法に加えて飲み薬とインスリン注射という薬物療法が用いられることになるのですが、ここでは飲み薬はどんな時に開始されるのか、どんな飲み薬があるのかなどをご紹介しましょう。


飲み薬で糖尿病治療が開始されるのはどんな時!?

飲み薬での糖尿病治療が開始されるのは、毎日の食事療法と運動療法を行ってもしっかりと血糖コントロールが改善出来ない場合です。1ヶ月程度食事・運動療法をしてみても効果が目に見えて現れない場合に、飲み薬での治療が開始されます。ただ最近では以前と比較して軽症の段階でも飲み薬を使用するケースが増えているようです。

これはインスリン注射の場合でも同じなのですが、病状が早期の段階で飲み薬やインスリン注射を開始することによって、糖尿病の進行と合併症がより効果的に予防できるからです。

1型糖尿病の場合には、インスリン注射しか治療方法がないのですが、2型糖尿病ではそれぞれの患者さんごとによって病状などもさまざまですから、その病状に合った飲み薬が使用されることになります。薬の種類もいろいろとあって、複数の飲み薬が必要になることもあります。

糖尿病治療の正しい飲み薬の使い方

糖尿病治療で用いられる飲み薬には、大きく分けて2つのタイプがあります。体内のインスリン量を増やす作用があるものと、体内にあるインスリンをより効果的に利用させる作用を持つものがあります。

インスリン注射の場合にはインスリンそのものを補給するのに対して、飲み薬にはこのような違いがあります。すい臓に直に作用してインスリンを出す作用のある飲み薬は、低血糖を起こす可能性がとても高いので、服用時の注意をしっかりと守ることが大切です。食事の前に飲む薬なので飲み忘れに注意が必要です。

インスリンを出さずに血糖値を下げる作用のある薬では、食べ物に含まれている糖分をゆっくりと吸収させる作用があります。そのためインスリンの分泌量が少なくても食後の急激な血糖値上昇を抑えることができ、糖もしっかりと体内に取り込むことが出来ます。

この薬も食事の直前に飲む必要があります。そうしないとせっかくの効果が発揮出来なくなります。この他にもインスリン抵抗性を改善するための飲み薬などがあり、それぞれに飲むタイミングが違い、正しく飲まないと低血糖が起こり危険な状態になる可能性もあります。飲み薬の使用には、きちんと医師の指示に従うことが大切です。




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